百万本のカタクリ・・・
−角田山−

【年月日】

2006年4月6日
【同行者】 Uさん
【タイム】

ほたるの里登山口(6:50)−角田山(8:15-9:20)−五ヶ峠登山口(11:22)

【地形図】 角田山 ルート地図
【他の角田山コース】

浦浜コース・灯台コース
桜尾根コース・湯之腰コース
ほたるの里コース・五ヶ峠コース
稲島コース・五りん口コース
桜尾根コース・立岩口コース
宮前コース・桜尾根コース
小浜コース・桜尾根コース
桜尾根コース・五ヶ峠コース

ショウジョウバカマ
至るところカタクリの花

 五ヶ峠の駐車場に自動車は一台もなし。
 平日なので閑散としているのだと思った。

 自転車で下る林道の道ばたにはキクザキイチゲが点々と咲いているが、花びら(じつは顎片)は開いていない。

 ほたるの里近くの駐車場に自転車をおいて登山道に入る。
 周囲はオオミスミソウの植栽地になっていて、白い花が咲いているのが見えた。

 トキワイカリソウが早くも白い花をつけており、白とブルーのキクザキイチゲも咲いていた。
 ちなみに4月6日の誕生日の花がイカリソウで、花言葉は「君を離さない」だそうだ。

 お寺を抜けて小尾根に上がると、道の両側にカタクリの群落が延々と続く。
 今にも咲きそうなほどふくらんだつぼみが祭り提灯のようにぶら下がっているが、曇り案配で冷たい風が吹いているので、開いてないのが多い。

 カタクリ以外の花はあまりなく、カンアオイの葉っぱが目立つ程度。
 小さなエンゴサクが強風に揺れていた。

 角田山を巻町側から眺めると、おおむねスギの植林地なのだが、登山道のわきは二次林になっているところが多い。

 三角点からやや下って、五りんコースの道を合わせるまでは緩やかに登下降。
 カタクリが次第に少なくなってくる。

 最後の登りはずいぶんな急登。
 山頂に雪はまったくなく、ハイカーの姿も見えなかった。
 風が強くて寒いので、健養亭に入って大休止。

小さなエンゴサク
コシノコバイモ

 下りは五ヶ峠コース。
 こちらも北西の風をもろに受けるコースだ。

 しばらく下っていくと北側斜面にオオミスミソウが点々と咲いているのだが、風が強くて写真を撮れる状態ではなかった。

 しかし薄日が射してきたので、陽だまりのカタクリが花びらをひろげ始めた。
 こちらの群落のカタクリも、すばらしいものだった。

 風がややおとなしくなってきたので、浦浜コースを分けた先で小休止。
 お茶を飲みながらしばしカタクリ鑑賞。
 陽を浴びると花びらが開き、さらに開いた花びらが反り返ってカタクリらしくなっていく。

 小さなエンゴサクやコシノコバイモなどを見ながら五ヶ峠に下り着くと、広い駐車場は満杯で、すれ違いも困難な林道に、たくさんの自動車がはみ出しているのだった。