温泉きのこ

【年月日】

2011年8月29日
【同行者】 Uさん
【タイム】

天狗展望台(8:04)−ゲート(8:30)−本沢温泉(10:12-11:51)−ゲート(13:07)
−天狗展望台(13:18)

【地形図】 松原湖、蓼科 ルート地図

ツノシメジ(大きな写真)

エリンギに似たきのこ(大きな写真)

 本沢温泉入口の駐車スペースにはたくさんの自動車が止まっていたが、未舗装の林道がまだ続いていた。
 この日は4WDの軽トラックで来たので、とりあえず林道へ進入してみる。
 かなりの悪路で、来るんじゃなかったと、すぐに後悔した。

 広い駐車スペースは、「天狗展望台」とあり、ここから徒歩10分のゲートまでは、特に路面がひどいと書いた看板があった。
 10分くらい歩くのを惜しんで、ニッチもサッチも行かなくなったら馬鹿みたいなので、ここで自動車を降りて歩くことにした。  周囲は概ねカラマツ林だが、ササが深いので、きのこは殆ど見えない。
 ツノシメジ・ヤマイグチなどの写真を撮りながら、ゆっくり行った。

 ゲートには二、三台の自動車が止まっていた。
 ここからは、シラビソなど針葉樹の原生林となる。
 ゲートの手前より、ゲートから先のほうが路面がいいような感じだった。

アカモミタケ

カバイロツルタケ

 ササのないところには、ツバフウセンタケが点々と見られ、数は多くないものの、ハナイグチ・アカモミタケ・アンズタケ・カノシタ・ドクツルタケ・カバイロツルタケ・モリノカレバタケ・ショウゲンジなども出ていた。

苔むす森1(大きな写真)

苔むす森2(大きな写真)

 この道は、森林軌道あとらしく、急なところはまったくなく、等高線に沿って少しずつ高度を上げていく。
 樹林帯の中なので、花は少なく、レイジンソウ・ソバナ・アキノキリンソウなどが咲いているだけだった。

レイジンソウ

ソバナ

 歩き始めて2時間で、本沢温泉着。
 ウィークデーなので、静かだった。

カノシタ

カラマツベニハナイグチ

 きのこが少ないので、きのこなしのパスタを食べてから、野天風呂に向かう。
 この風呂に来るのも20年ぶりだ。

本沢温泉

本沢温泉の石祠と石仏

 雲が出て硫黄岳は隠れてしまったが、すぐに降り出しそうな気配ではなかった。
 ゆっくりしていると、ふくらはぎなどが痒くなったが、これはどういうわけなのだろう。

 風呂から出ると帰るだけなのだが、身体がリラックスしてしまうので、歩くのが面倒になる。

モリノカレバタケ(大きな写真)

ウスヒラタケ(大きな写真)

 帰りはゆるい下りなので、ずいぶん早く天狗展望台に戻ることができた。