照葉樹の森
−金華山−

【年月日】

2025年5月14日
【同行者】 単独
【タイム】

岩戸公園駐車場(9:07)−岐阜城あと(10:00-10:26)−ゴンドラ駅(10:32)
百曲り登山口(11:03)−岩戸公園駐車場(11:56

【地形図】 岐阜北部 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小)

 駐車場が混んでるかと思ったのだが、そうでもなくて助かった。
 ここにとめるのはほぼハイカーだけだろうから、さほど混まないのかもしれない。

長良川
岐阜市眺望
 右の沢沿いに入っていくと、端から照葉樹林。
 ツブラジイの大木だ。

 石を箕に入れている方がいたので、しばし立ち話。
 登山道の補修をボランティアで、独力でされているとのことだった。

 すぐに尾根の上。
 やや急な道をどんどん登っていく。

 至るところにイワオモダカが生えてるのだが、これはなにか意味があるのだろうか。
 尾根に露岩が出てくると、山頂にあるハコモノが望まれる。

 すぐに山頂直下で、観光客の流れに合流。
 この前ここに来たのは、6年前の12月だった。
 その時にはロープウェーを利用したのだが、やはり歩いて登ったほうが面白い。

カナメモチ
ツブラジイ咲く

 ハコモノ内部の展示はさほど充実しているとは言えないが、最上階の展望所からの景観は、とてもよい。
 北には蛇行する長良川が流れ、西側の谷では、盛りはやや過ぎた感じだったが、ツブラジイが満開だ。
 濃尾平野に出現した険しい突起が稲葉山なのだった。

 ベンチで小休止して、下山にかかる。
 当初は、ゴンドラ駅から七曲りコースを下るつもりだったが、百曲りコースにツブラジイが多いように見えたので、ずいぶん遠回りではあるが、百曲りコースを下ることにした。

ツブラジイ林
モチツツジ

 下ってみると、予想に反して、やや貧相な雑木林の道だったが、ともかくあっという間に市街地に降り立った。
 しかし、森がよかったのはここから駐車した場所までで、ツブラジイだけでなく、各種樹木の大木を見ることができた。
 ただ、タイワンリスがウロウロしていたのは、よろしくなかった。

 峠状を越え、車道を渡った先の下り道も、いい森だった。