ちょっと荒れた古道
-如意越え-

【年月日】

2025年5月13日
【同行者】 単独
【タイム】

真如堂バス停(7:21)-大文字山(8:37-9:19)-長等山(10:45-11:14)
-京阪大津京駅(12:02)

【地形図】 京都東北部 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小)

 四条駅バス停で203系統のバスを待つのだが、どうも203系統には二種類あるらしく、ほんとに真如堂前まで行ってくれるのか、半信半疑だった。
 それでも首尾よく、目的のバス停で降りることができた。

クロバイ
アカガシ

 哲学の道を渡り、東山へ登っていく。
 沢沿いをずっと行く。

 楼門の滝というのがあったが、見栄えのしない滝だった。
 俊寛僧都忠誠之碑というでっかい石碑が建っていたが、俊寛が顕彰に値する人だとは思えない。

 やせた感じのする沢沿いを緩やかに登って大文字山の分岐。
 ここは大文字山へ立ち寄って、ずいぶん早いが大休止。

 さすが古道とあって、登り下りが少なく、ほぼ平坦な道。
 雨社大神は見逃した。

 なにかの施設のある如意ヶ岳には立ち入りできず、迂回して車道に出る。
 舗装道路をしばらく行き、ガードレールをくぐって山道に戻る。

クロイトトンボか
ツブラジイ咲く

 このあたり、いくらか照葉樹林で、アカガシの大木が目についた。
 古道はほぼスギ林。
 枝は落としてあるのだが、風倒木が多い。

 間伐が遅れてしまったらしく、木が惰弱に育ってしまったような気がする。
 間伐されたところもあるのだが、径30センチ以上もありそうな立派な木を倒したまま放置してあった。
 一本で10日くらい風呂が沸かせそうな木なのに、もったいないことだ。

 ちょっと急な下りになって、長等山。
 琵琶湖が眼下に望まれる。
 クロバイが花盛りだ。

 あとは、ゆるゆると大津京まで下った。
 ツブラジイがみごとな花を咲かせていた。

 けっこうロングコースなので、もっと時間がかかるかと思っていたのだが、意外に順調だった。