ミスミソウ咲く
−青葉山−
【年月日】 |
2023年3月7日 |
【同行者】 |
単独 |
【タイム】 |
青葉山青少年旅行村(8:54)−展望台(9:54)−青葉山東峰(10:31-11:02)
−青葉山西峰(11:32)−今寺登山口(12:28)−高野登山口(12:44)
−青葉山青少年旅行村(13:06)
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【地形図】 |
青葉山 東舞鶴 鋸崎 高浜 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小)
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大飯町から高浜町へ走っていくと、青葉山の秀麗な山容が見えてきて、登るのが楽しみになってくる。
青葉山ハーバルビレッジの駐車場から歩き始めた。
登山口にも数台分のスペースが空いていた。
等高線は混んでいるが、よく歩かれている山なので、ジグザグが切ってあり、あまり疲れずに登っていける。
ただし、ずっと杉の植林地である。
電波塔のような建物の先に櫓が作ってあって、そこを登れば、展望が開けて、若狭湾の絶景が広がる。
リアス海岸と平地の田んぼが美しい。
主稜線はブナ混じりの雑木林。
ブナは大木もいくらか見られた。
金毘羅神社の祠あり。
漁師に信仰されているのか。
東峰で大休止。
東峰から西峰へは凝灰岩のヤセ尾根で、ハシゴ場がけっこう多い。
当然ながら、好展望。
丹波の山との間の谷はさほど広くないが、ほとんどが田んぼでよい景色だ。
慎重に行って、ほどなく西峰。
神社のわきに避難小屋があり、その裏が露岩のピークで、岩上に立つと、リアス海岸と日本海が一望できてすばらしい。
西峰からやや西へ行くと、石垣の上にあまり風情のない神社がある。
神社はそうなのだが、石灯籠がすごい。
大きな石を細い木で支えてあり、その石を持ち上げるだけでも大変だったと想像できる。
尾根ではまだ咲いてなかったが、南側斜面では、ミスミソウが咲き始めていた。
今まで見たミスミソウは、ほぼ純白のものが多かったが、ここのは雄しべがピンク色のや、全体がピンクがかっているのもあった。
中越あたりで見るほどの群落はなく、雑木の中を急降下。
今寺へ下る車道への廃道を使って車道へ出、あとは車道を下った。
下山後、お寺めぐり。
まず、駐車スペース近くの中山寺へ。
立派な山門をくぐって、境内へ。
本堂は、いかにも由緒ありそうな建物だった。
南北朝期の建築という。
今回は拝観できなかったが、本尊の馬頭観音も鎌倉時代の作品という。
さらに自動車で松尾寺へ。
こちらも、山号が青葉山で、中山寺と同じだ。
江戸時代の建築だという本堂が工事中だったのは残念だったが、本尊は大師堂に寓居なされていた。
高速道路へ戻りしな、馬居寺に立ち寄った。
庫裏からしばらく坂を登ったところに観音堂があり、すぐとなりに熊野神社があった。
こちらも拝観は叶わなかったが、馬頭観音は平安時代の作だという。
三ヶ寺とも、お寺の方が親切に応対してくださり、御朱印をいただくこともできた。
青葉山無事登山のお礼を兼ねたお寺めぐりだったが、行ってよかった。
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