ちょっと荒れた頂稜
−三十三間山−
【年月日】 |
2018年12月26日 | |
【同行者】 |
単独 | |
【タイム】 |
倉見登山口(9:08)−尾根上(10:52)−三十三間山(11:10-11:42)
−ロクロ山(12:22)−番衆大神(13:24)−倉見登山口(13:52)
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【地形図】 |
三方 熊川 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小)
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整備された広い駐車場から歩き出す。
林道のわきはずっとスギ林だが、石垣を築いてならされており、かつてここは谷津田だったのかと思われる。
沢は底が上がっているが、整った渓相でヤマメがいるかもしれない。
しばし歩いて風神の滝。
淵は埋まって、ちょっと情けない。
流れが細くなったところで沢を渡り、尾根にとりつく。
地形図で見た印象より緩傾斜で、歩きやすい。
雑木とアカマツの樹林になって、紅葉がいい感じだ。
頂稜が近くなるとあたりは冬枯れて、北からの風が強く感じる。
尾根上は樹林でなく、荒れ地状の場所。
草原という感じではない。
曇ってはいるが、三方五湖や日本海が望まれた。
電波塔のような細い鉄塔を見て、ツツジ類かなにかの樹林帯。
ひと登りで広く平坦な山頂に着いた。
山頂は細いブナの群生で、展望はない。
三角点の周囲は風が吹いていなかったので、大休止。
帰りはロクロ山を回った。
ロクロ山の先まで、荒れ地は続く。
なんでこんなに荒れているのか、疑問である。
牛を放牧していたのかとも思ったが、そうでもないらしい。
鹿の食害によるという説があるようだが、ここまで樹林が食い尽くされるとは考えられない。
足元には、植木屋さんが剪定したようなツゲが群生。
ツゲは食われないのか。
ともかく何らかの原因で植生が撹乱され、強い季節風のために復元困難になったものと思われる。
ロクロ山の一部で復元工事が行われていた。
ロクロ山の先からスギ林。
穏やかだが、けっこう長い。
林道に出ると、桐並木。
一部を除き、植えたわけではあるまいが、このあたりで木地師や家具作りが行われていた名残なのかもしれない。
駐車場まで、ちょっと長かった。
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