登山道はふたつあったが、登りは表参道。
この山は御上神社の神体なのだ。
妙見宮あとから、登りが急になる。
元気のいい男性が調子よく追い越していく。
割岩という岩にはイワオモダカがえらく密生していて、驚いた。
山頂に、新しい日の丸がはためいていた。
下りは裏参道。
相変わらず、イワオモダカがたくさん。
裏参道の登山口はちょっとした広場になっていて、何台かの自動車が止まっていた。
ここには天保義民碑と「保民碑」。
年貢の増徴をはかろうとした幕府の役人が不正な検地を行ったのに対し、4万人の農民が立ち上がり、検地を10万日延期させたのだということが説明板に書いてあった。
この記念碑はその闘いを指導して処刑された三上村庄屋の土川平兵衛を顕彰するものだった。
御上神社の駐車場に着いたのは10時50分に着いた。
来たときにくらべて初詣客の自動車がずいぶんたくさんとめてあり、神社は大にぎわいだった。