ガスで何も見えず
- 額取山 -

【年月日】

2022年10月9日
【同行者】 単独
【タイム】

御霊櫃峠(9:15)−額取山(10:57-11:32)−御霊櫃峠(13:19)

【地形図】 山潟 ルート地図

 御霊櫃峠の駐車場にはすでに何台かの自動車がとまっていた。
 天気がよくないのでちょっと意外だったが、ずいぶん人気の山なんだろう。

ヤマトリカブト
カマツカ

 厚い雲が垂れ込めているが、猪苗代湖や安積平野はかろうじて見える。
 峠周辺は低木帯なのだが、風が強い場所なのだろうか。

 砕石の道をゆるく登っていくと灌木帯になり、高度を上げていくとササの中の若ブナ林になる。

 ところどころで展望の開けるのだが、標高を上げるに従ってガスが濃くなり、何も見えない。
 せっかく展望の山に来たのに、これはチト残念だった。

ヤマブドウ
ガマズミ

 日の当たるヤブにはガマズミや山葡萄がなっていた。
 登山口の標高が高いので、きつい登りが全くなく、快適だ。

 山頂もよさげなところだが、何も見えず。
 ここで大休止。

霧の若ブナ林
鶴ヶ城1

 帰りは木の実を摘みながら下った。

 下山後、会津側に下って、鶴ヶ城を見学。

 会津盆地の平坦地に立地し、大きな堀によって厳重に囲まれているのだが、想像していたよりずっと小規模な城で、包囲するのは容易だ。
 壮大な春日山城から移封された上杉景勝は、ダメだこりゃ、と思ったのではないか。

鶴ヶ城2
鶴ヶ城3

 石垣は巨大なものなので、大勢の兵士がいれば、白兵戦ならある程度は戦えるだろう。
 とはいえ、会津戦争のときには堀の外から砲撃されたから、囲まれた時点でお手上げというしかない。

 博物館も見たかったが、時間切れになった。