雑木林の中の踏みあと
- 天栄山 -

【年月日】

2021年3月11日
【同行者】 単独
【タイム】

牧本小学校学校林碑(11:02)−天栄山(11:53-12:06)−牧本小学校学校林碑(12:45)

【地形図】 岩代長沼 羽鳥湖 ルート地図

 峠にかかるヘアピンカーブでは鳳坂トンネル工事のためトラックが行き交い、騒音に包まれていた。
 ヘアピン部分に残土が捨ててあって、駐車スペースになっていたので、ここから歩き出す。

 少し先に行くと、伝・金売り吉次墓という墓石。
 崩落が激しく全体は読めないが、〇〇信士と刻まれている。
 たぶん江戸時代ころのもので、金売り吉次の時代のものではないと思われる。

 使われていない作業道が沢沿いについていたので、それをたどる。
 途中、崩壊箇所が一か所。特に問題なし。

金売り吉次の墓(大きな写真)
ケヤキ(大きな写真)

 沢の中へ分岐するところを下って、しばらく沢歩き。
 道はないが、渡渉に問題なし。

 しばらく行った二俣を右へ入る。
 近くには、ケヤキの巨木があった。
 このあたり、踏みあとっぽいところもある。

 水流が乏しくなり、かなり登ったと思われる地点から雑木の尾根にとりつく。
 尾根の上は丈の低いスズタケと雑木で歩きやすいが、すぐに山頂への急登になる。

山頂下の急登(大きな写真)
ブナ(大きな写真)

 石がゴロゴロした急斜面で、けっこうきつい。
 石垣のあともあったが、なんのための石垣だったのだろう。
 山城あとという感じもする。
 伐り残されたのか、成長が早かったのか、ブナの壮年木がいくつか、目を引いた。

 山頂の地形も、地形図で見るほど単純でなく、どことなく人工的な感じもする。
 展望は、樹林越し。
 三角点の少し先で小休止。

 帰りは来た道を戻った。