ほぼずっと植林
−大鳥屋山再訪−

【年月日】

2023年2月27日
【同行者】 単独
【タイム】

前沢登山口(7:44)−大鳥屋山(9:05-9:37)−岳ノ山(10:46-11:02)
−五丈の滝(12:11)−前沢登山口(12:26)

【地形図】 中粕尾、仙波 ルート地図(マウスホイールで拡大・縮小)

 大鳥屋山を訪れたのは27年ぶり二回目だ。
 前回は不動岳よりずっと手前の354メートルピークから岳ノ山まで歩いたのだが、今思えば、とてつもないロングコースだ。
 今回は大鳥屋山と岳ノ山だけを小さく周回するコースにした。

男体山
富士山

 前沢登山口からしばし林道歩き。
 非常に寒い。

 たぶん例の台風の時に崩壊したんだと思うが、林道はかなり荒れていた。
 尾根にとりつけばいい道になる。
 ただ、北側斜面の上、暗いスギ林が続いて相変わらず寒い。

 主稜線に出ると急登。
 頂稜は北側が雑木林で、やや明るい。
 樹林越しに男体山や白根山が見える。
 石祠や石碑を見て山頂。

 陽のさすところで、大休止。

岳ノ山石祠
伐り捨て間伐

 少し戻って、岳ノ山へ。
 しばらくはずっと植林地の穏やかな尾根。

 岳ノ山が近くなると、険しい登りとなる。
 露岩の登りで、お助けロープが張りめぐらされている。
 まあまあいい感じ。

 途中の岩場から富士山とか、八ヶ岳が見えた。

 山頂まで行って、小休止。
 1996年に来たときには、不動の石像があったのだが、紛失していた。
 盗まれてしまったのだろうか。

柿平の節分草1
柿平の節分草2

 東のピークはたぶん、以前のままだった。

 ここからの下山道は、踏みあとがやや薄かったが、沢沿いまで下ると、ほぼ廃道状態だった。
 ハイカーが通らないのでなく、ここは倒木のため通れないのだった。

 おそろしく筋の悪い間伐がされていて、伐ったまんまの木が登山道をふさいでいるのだった。
 文句を言うなら通るなよ、と言われそうなので、とりあえず黙っていようと思う。

 五丈の滝への下り道も崩壊状態。
 滝へも行ってみたが、主瀑は見えず、ゴルジュの奥まで行く気にならなかった。
 登山口まではすぐだった。

 下山後、柿平のセツブンソウを見に行った。
 ちゃんと保護されているのだが、あまり咲いていなかった。