草花咲く里山
−三毳山再訪−

【年月日】

2022年3月10日
【同行者】 単独
【タイム】

東駐車場(11:40)−かたくりの里入口(12:19)−三毳山(13:06-13:37)−
中岳(14:14-14:16)−三毳神社(14:26)−東駐車場(14:59)

【地形図】 田沼 栃木 佐野 下野藤岡 ルート地図(マウスホイールで拡大・縮小)

 ずいぶん久しぶりに三毳山に出かけた。
 コースは前回と同じ。

円仁銅像(大きな写真)
福寿草(大きな写真)

 花センターに隣接した東駐車場に車をとめて、かたくりの里入口まで、車道を行く。
 ひとしきり歩いたところに閑散とした駐車場があって、慈覚大師円仁生誕の地という看板が設置されていた。

 円仁は天台密教の高僧だが、佐野の出身とは知らなかった。
 慈覚大師産湯の井戸とかもあった。

アズマイチゲ(大きな写真)
アズマイチゲ(大きな写真)

 普通ならそろそろカタクリが咲くころだが、かたくりの里の駐車場もまだ閑散としていた。
 浅い谷の山道に入ってすぐにカタクリ群生地。
 カタクリは一面に芽生えていて、あと一週間で大開花するだろうと思われる状態だった。

 福寿草も点々と咲いていたが、これは植栽ではないかと思われる。
 みごとだったのはアズマイチゲで、状態のよい花がたくさん咲いていた。

クヌギ林(大きな写真)
トラツグミ(大きな写真)

 遊歩道が張りめぐされていて、逆にわかりづらいほどだったが、上へ登っていけば間違いはない。
 すぐに三毳山最高点の青龍が岳。
 ここで大休止。

 西側伐開地は好展望。
 目の前のなだらかな尾根はたぶん、大田の金山。
 安蘇前衛の低山がどれがどれか、もう忘れてしまった。
 真北に見える雪山は女峰山あたりか。
 その他は春霞に隠れてしまっていた。

 尾根をゆるく南下していく。もっと人が多いかと思っていたが、まあまあ静かでよかった。
 観光道路を何度か渡って、中岳へ。
 ろくに歩いていないのに疲れたので、少し休む。

 ゆるく下って、三毳神社。見るべきものなし。
 ここから長い階段下り。

 まっすぐ下れば道の駅だが、途中に出合う道路を北上する。
 東駐車場近くの野草園は植栽地らしい。
 生えているはずのないオオミスミソウや水仙が咲いている。

 ここでトラツグミが歩いているのを見ることができてラッキーだった。