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【年月日】 | 1998年2月23日 |
【同行者】 | 単独 |
【タイム】 |
セツブンソウ入口(10:20)−道しるべ(10:30)−岩倉山(11:40) |
【地形図】 | 下野大柿 |
国土地理院の地形図には、谷倉山と記載されており、山頂にもそのように記したプレートがつけられているが、岩倉山と呼ぶのが正しいようだ。 栃木市星野町のセツブンソウ自生地近くに、自動車をとめ、橋を渡って、岩倉山に向かう林道に入ると、林道開鑿記念碑のかたわらに、自然石に彫られた古い 道しるべを見る。
古びてはいるが、彫られた文字は、はっきりと読みとれる。
この石碑が、谷倉山ではなく岩倉山が正しいと考えられる証拠。
谷底の林道は、とてもひんやりしているが、天気がよいので気持ちがよい。 林道はやがて、かすかな踏みあとになり、消滅するが、杣道の残骸を拾いながらなんなく南西尾根へ。
登り着いたところの腐木の上に、エノキタケがひと株。
電波中継施設の無粋な岩倉山山頂はすぐだった。 下山ルートは、粕尾への、幅広い防火帯の尾根を見送り、栃木・粟野の境界尾根。
踏みあとは切れ切れにしかついていないが、迷うところは全くなし。 このあたりには、春のきのこがなかなか多いので、うれしい。 芳姫の墓まで300メートルという興味深い道標を見たが、ずいぶん登り返さねばならなそうだったので、見物は断念。 沢沿いに下ると、まもなくで道しるべのところだった。 星野のセツブンソウは、ちょうど見頃だった。 |