- アヤメ平 - |
【年月日】 2004年7月25日 |
登山靴は一昨日壊れてしまったので、今回はアプローチシューズで登ることにした。
並木の駐車場に着いたのは8時前だったが、すでにほぼ満車状態だった。 それでも鳩待通りに入ると人通りは絶え、静かな森の登高となった。 夏も盛りとなり、ヌメリツバタケモドキ、イロガワリ、ツエタケ、クサハツなどが顔を出していた。
コマドリやメボソムシクイ、ルリビタキなどのさえずりを聞きながら緩やかに登っていく。
小1時間歩いて横田代。
濃いもやがかかっていて燧ヶ岳方面は見えないが、とても心地よい風が吹き渡っていた。
ひさびさに訪れたアヤメ平は、植生の復元がずいぶん進んでいて、以前は見るも無惨だった裸地はほとんど見えなかった。
緩やかに下って小田代の池。 ここにもヤマイグチ、ヒイロウラベニイロガワリ、ツエタケなどが出ていた。
竜宮に出る手前は、すばらしいブナの原生林。
竜宮から山の鼻へはのんびりと散策するつもりだったが、原に出たとたんに雨が降り出し、まもなく降雹を伴った激しい雷雨になったので、大急ぎで歩いた。
山の鼻に着くと落雷の恐怖はなくなったが、雨はやむ気配がなかったので、そのまま鳩待峠へ戻った。 |