1年ぶりの尾瀬
- 至仏山・燧ヶ岳2 -

  【年月日】 2004年7月22〜23日
  【同行者】 多数
  【タイム】 7/22 鳩待峠(8:20)−至仏山(10:10-10:20)−見晴(13:15)
        7/23 見晴(7:10)−燧ヶ岳(9:35-10:15)−長蔵小屋前(12:50-13:30)−大清水(15:25)
  【地形図】 至仏山、尾瀬ヶ原、燧ヶ岳、三平峠

カキラン
 前回と同じコースを別のメンバーと歩いた。

 昨年はしんがりだったのでゆっくりだったが、今年は先頭集団と歩くことになったので、かなりなハイペースだった。

 ペースも速いが、同行者のテンションもすこぶるハイだった。
 でっかい声で歌を歌い、ひっきりなしに感動し、しゃべり騒ぎながら登っていった。
 周囲のハイカーはちょっと驚いただろう。

 しかしさすが至仏山だけあって、文句をいうものは誰もなく、「すげえすげえ」といつまでも感嘆しているので、連れてきた甲斐があったと思った。
 よい天気で、燧ヶ岳や奥利根の山々が一望できたのもラッキーだった。

 昨年と比べて季節の進みが早いようで、タカネナデシコやヒメシャジンが早くも咲いている一方、オゼソウなどは終わっていた。

 同行者が速いので、山の鼻でも休まずに見晴まで歩いたら、さすがに足が痛くなった。
 何人かが三条の滝を見に行くというので、それに同行。

 けっこうきつかったが、ここ数日の雨を集めた只見川は、ものすごい瀑音を立てて落下しており、同行者たちの度肝を抜いたようだった。

 翌日は見晴新道を燧ヶ岳へ。

 ここでアクシデント発生。
 登り始めるとすぐに右足登山靴のソールが剥がれた。

 常識的には引き返すべきだが、同行者を連れて行かねばならないので、スパッツのゴムでとりあえずソールを止めてそのまま登高を続けた。

 大江湿原のニッコウキスゲは今年は壊滅状態でほとんど咲いていなかった。
 キスゲにもいい年と極端に悪い年があるらしい。
 尾瀬ヶ原の花も今年は全体によくないようだ。

 まぁでも、一滴の雨にも降られなかった尾瀬実習でなによりだった。