あたりは新緑真っ盛り。ラショウモンカズラの紫色の花やクルマバソウの白く小さな花が咲いていた。
ハシゴのついたところから登山道。
針葉樹の樹林帯のなか、急な登りをまっすぐ登っていくと、ようやく展望が開け、日光連山、燧ヶ岳、大戸沢岳への稜線が見えてきた。
ここで宿泊を頼み、腹ごしらえをしてから、中門岳へ。
2094メートルピークはとてもよい展望台だ。
その右、西側では平ヶ岳の白く雄大な姿。 また銀山湖方面では、荒沢岳と中ノ岳がとびぬけて目立つ。 北西では未丈ヶ岳が意外なほど堂々とした姿を見せている。 北側から東側の日光連山は残雪が乏しい。 これらの山を見ていると時のたつのを忘れてしまう。
小屋に戻って、宿泊の手続き。 翌朝は3時に起床、外へ出てみるとかなりガスっており、気温は0度とかなりあたたかかった。
出発したのは4時半。 自動車を置いたところに着いたのはまだ6時前だった。 |