阿武隈に行くのは、ほとんど冬か晩秋なのです。 空気の澄んだ季節の低山は、気持ちのよいものです。 海岸に近い山からは、太平洋を望むこともできます。 山里に住んでいると、海を見ることはめったにないのです。
阿武隈の山はほとんどが小さな独立峰です。 傾斜はおおむねゆるく、岩場も少ない方です。 植林地もありますが、雑木林が多く、落ち葉を踏みながら歩いていると、クリタケなどをよく見かけます。 よく登られている山が多く、ほとんどが好展望の山ですから、通いつめると知った山が増えていく楽しみもあります。