大杉そびえる里山
−明神山−

【年月日】

2021年2月7日
【同行者】 単独
【タイム】

多祁神社駐車場(8:14)−明神山(9:15-9:40)−間明沢登山口(10:38)
−多祁神社駐車場(11:08)

【地形図】 上平石 ルート地図 (マウスホイールで拡大・縮小可)

 NTTの施設の向かいに多祁神社の駐車場があり、自動車をここでとめた。
 まずは、多祁神社にお参り。

 神社の裏手には、いくつかの供養塔が並んでいた。
 馬頭尊が多いが、東堂山の供養塔や、数頭の馬のレリーフが彫られた、なにかの石碑もあった。

多祁神社奥宮(大きな写真)
奥宮裏の杉(大きな写真)

 よく歩かれている様子の、参道らしき道を登っていく。
 まもなく主稜線で、歩きやすい尾根道が続く。

 尾根の南側が2,3年前に植えられたと思しき杉の植林地で、今は好展望。
 ただ数年後に、展望はなくなり、さらにその後は花粉の発生源になる。

 植林地の終点に夫婦杉という看板があり、成長した杉林となる。
 樹齢はさまざまで、大小の杉が生えており、なかにはかなりの大木もあった。

山頂近くの杉(大きな写真)
子宝杉(大きな写真)

 奥宮と山頂の分岐は、トラバースの奥宮方面へ。
 奥宮には、祭礼も行えるほどの小広場と拝殿があり、北側が伐採されており、展望が得られた。

 山頂直下には大きな杉並木があり、大ブナも切り残されていた。ここの杉は立派だった。
 子宝の大杉という、それらしき杉もあった。

 他のいわきの山と同じように、山頂はきれいに伐採されて好展望。
 自然度云々という議論もあろうが、里山はこれでもいいと思う。
 靄がややかかっていて、はっきり視認できるのは仏具山・和尚山くらいで、遠くに栄蔵室あたりがやや高く望まれた。

路傍の福寿草(大きな写真)
馬力神(大きな写真)

 ここで大休止にしようとしたら、袋ラーメンを忘れてきたことに気がついたので、具だけ煮て食べた。

 帰りは間明沢方面への道を下った。
 おおむね若い雑木林で、コナラ・ヤマザクラだけでなく、シデ林も混じった。
 どこかに北へ下る道があるかと思いきや、破線の道も存在せず、ほぼ尾根通しで、木和田集落まで行った。

 その先も、人家の庭先に福寿草が咲いていたり、馬力神の供養塔があったり、沢沿いに栃の大木があったり、飽きない車道歩きだった。