橋のたもとには、巳待塔、巳霊供養塔、小石仏、庚申供養塔、二十三夜供養塔、庚申塔、馬頭尊などの石造物が立ち並ぶ。 道路の広くなったところに自動車をとめ、今度は五社山に向かった。 人家の横を通り抜け、古い鳥居をくぐる。鳥居の前にも馬頭尊。
道は作業道らしく、山道にしては広いが自動車が通れるほどでもない。 小沢に沿ってしばらくで、傾斜が出てき、天満宮の石宮。 ここから落ち葉のラッセルで尾根に上がると、山頂下の神社はすぐだった。 神社には鍵がかかっていて、拝礼できないばかりか、祭神が何神様かもわからない。 横手の岩の割れ目をよじ登ると、低山とは思えぬ、岩塊の積み重なった山頂。
ここの展望は三六○度。今回の山旅の総復習といった感じだ。 このあたり、至るところに送電鉄塔が立っているのが、玉にキズだ。
風もなく、暖かな山頂で大休止。この二日間に登ったピークではここがいちばんだ。 約二十分でふもとに着いた。 |